CRAIG BLACK

クレイグ・ブラック

クレイグ・ブラック CRAIG BLACK

オーサー

インテル

クレイグ・ブラックは葛藤を抱えた有名作家である。代表作は、大ヒットを果たしたヤングアダルト向け小説「カサンドラ・スノー」（映画版とTVドラマ版も）。3年前に出版されたシリーズ第1作、『カサンドラ・スノー：ニューイングランドウィッカの信者』で一躍世間の脚光を浴びたが、それ以前に書いていたSFノワール小説は、いずれも鳴かず飛ばずだった。裕福で成功してはいるが、作家として真面目に受け止めてもらえていないと根深い苛立ちを抱えている。

カルトという存在の魅力について書くために、リサーチしていた最中にナバゾフのカルトと出会って虜となり、彼の作家としての苛立ちは殺人思想へと転ずる。

ペンは剣よりも強いという。しかしカサンドラ・スノー大会で放たれるウイルスは、そのどちらよりも強い。