KONG TUO-KWANG

コン・ツォカン

コン・ツォカン KONG TUO-KWANG

砂上の家

インテル

先見の明を持ったやり手ビジネスマンであるコンは、アフリカでのビジネスチャンスを最初に見いだした中国人である。

九龍城砦でストリートチルドレンとして育った。しかし、80年代に起きた株式ブームで一躍有名となるまでの彼の生い立ちについては、ほとんど知られていない。

敏腕投資家となったコンは、開発途上国に特化したベンチャー企業、チャイナ・コープを設立した。彼はインタビューにおいて、人々の生活をよりよくしたいという願いからそのビジネスモデルが誕生したと主張している。しかし、それは慈善や好意より利益と権力を追及するという、彼の過激な資本主義思想を隠すための発言ではないのかと思われている。