MIRANDA JAMISON
ミランダ・ジャミソン
鑑定士
インテル
イングランドで生まれたミランダ・ジャミソン(旧姓パーカー)は、若くして芸術作品への審美眼を開花させた。持ち前の才能と努力のおかげでケンブリッジ大学へ入学、ビジネスと美術史に関する複数の学位を取得した。
その後、ジャミソンは様々な名のある美術館で働き、アメリカのオークションハウスで見習い鑑定士として経験を積んだ。そこで彼女は有名な芸術評論家のアリスター・ジャミソンと出会う。彼はミランダをかわいがり、プロとして育て上げた。そのうち彼らは男女の仲となり、かなりの年齢差があるにもかかわらず、ミランダが28歳、アリスターが62歳の時に結婚を果たす。ミランダはついに夫の地位を追い越し、業界からのリスペクトを集めながら歴史的作品に対する伝統的ともいえる審美眼を手に入れた。
36歳の時、ミランダは夫に先立たれ、葬式の折に、夫が複雑な価格操作組織の一員であったと語るグループに出会う。彼らは夫の役職への就任と世界最高クラスの芸術作品を自由に扱える権限をミランダに申し出た。熟考の末、彼女はそれに同意した。それ以来、事態は急激な変化を見せる。
ジャミソンはギャラリーとオークションハウスにおける価格操作方法の近代化を進め、ギャラリーでの価格を秘匿にするべく複数の手法を導入、一夜にして、作品に価値がないと判断した多数の芸術家たちを無慈悲に切り捨てた。この「血みどろの時代」と呼ばれた改革は、芸術家と弱小コレクターたちに多大な影響を与え、幾人もが財産を失い、自ら命を断つものまで現れた。
当初は、大手コレクターたちからの批判もあったが、残った作品の価値の上昇により、ビジネスの観点からすれば彼女の手法は成功したと判断し鎮静化した。改革から5年足らずで、ミランダ・ジャミソンは世界有数の芸術批評家となっただけでなく、秘密組織アーク・ソサエティの一員にまで上り詰めた。現在彼女は世界最大の芸術価格操作組織を運営しており、結果としてマネー・ロンダリングから脱税まで、あらゆる犯罪行為に関与している。
最近では、最上級階層への進出を企てており、その目的のため、以前のクライアントであったランドル・プライスからある絵画を盗み出した。その絵画は以前プライスがジャミソンに1億ドルという法外な値段で持ち掛けた代物で、ジャミソンでさえ買い渋ったほどであった。ジャミソンは、アーク・ソサエティに所属する高名な冒険家、ブレイク・ナサニエルにその絵画を贈与し、究極の富との繋がりを取り持ってもらう腹積もりのようだ。
武装/非武装
非武装
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