JIN NOO

ジン・ヌー

ジン・ヌー JIN NOO

ペンと剣

インテル

スン・ポーの「天の警護」に所属する数々の功績を挙げた大佐、通称刃は、愛用する近接武器からそう呼ばれるようになった。生まれながらのサディストかつ近接格闘の達人である刃は、スン・ポーの非情な崇拝者であり、この独裁者が最も信頼する工作員の1人だ。スン・ポーの最高のボディガードの息子として育った彼は、若くして父と同じ位置を占める存在となるべく教育を受けた。しかし、早い段階で彼の異なった才能が認められ、彼は暗殺者としての訓練を受けることになる。

Jin Noo(ジン・ヌー)は独裁者に忠実ではない将軍が、天の警護の指揮官を暗殺しその地位に取って就こうとする内部工作の阻止に尽力した。彼がその陰謀に気付いたのは、西欧諸国の影響で情勢が不安定になっていたハンダンヤンの南部で訓練を終えようとしていた時期である。この時点で件の将軍はアメリカCIAの援助を受けており、ジャングルで小規模の反乱軍を組織、軍事クーデターに向け訓練を行っていた。ジン・ヌーは自身を含めた5人の訓練兵を集めジャングルの基地に潜入し、反乱軍兵士を虐殺、将軍を捕らえた。これは後に刃の夜として知られることとなる。将軍は裁判にかけられ、スン・ポーのサディスティックな後継者トレン・ポーの手により公開処刑となった。ジン・ヌーは好成績を収めて士官学校を卒業し、現在も存在している第7特殊部隊の特別支部の長に任命される。

ジン・ヌーは現在、愛するハンダンヤンを離れ、天の警護の指揮官の元で極秘暗殺任務に従事している。彼が率いる天の警護の特別支部は、エリート特殊部隊というより荒削りな傭兵集団のようだが、バラバラの外見にそぐわず第7特殊部隊は極めて優秀で驚異的な存在である。