TAHEIJI KOYAMA

タヘイジ・コヤマ

タヘイジ・コヤマ TAHEIJI KOYAMA

コントローラー

インテル

「コントローラー」の名で知られるタヘイジ・コヤマは、1990年代にSIGMA部隊に所属していた最後のメンバーだ。後方支援と作戦調整を担い、彼のきめ細かい仕事のおかげで、部隊は困難な状況下でも、一切のトラブルなく任務を遂行することができた。不測の事態に備え、常にバックアッププランを持つ人物として知られた彼は、1998年にCICADAから引退する。

その後、長野県にある小さな山村に移り住んだ。近年は、アジア地域において戦争犯罪の被害者を支援するなど様々な慈善活動に力を注いでいる。

1年前、非常に珍しい遺伝子疾患のエリエン症候群と診断された。決して治療費を払えないわけではないはずだが、彼は病気の治療を拒み、チャリティー団体の支援を継続する道を選んだ。

SIGMAから仕事を依頼された約2週間後、突然これまでのすべての慈善活動をやめ、北海道のガマ私設病院に移った。救える見込みなどない中、世界最先端の医療設備を駆使した懸命の治療が行われている。