PENELOPE GRAVES

ペネロペ・グレイブス

ペネロペ・グレイブス PENELOPE GRAVES

フリーダム・ファイターズ

インテル

元インターポールの対テロ部門アナリスト、ペネロペ・グレイブスはコロラド傭兵団の戦略アドバイザーとして抜擢された。

IQ200に迫るほどの知性を持ったペネロペは、いつも常人のはるか上を行く存在だった。生後6ヶ月で完璧に話せるようになり、5歳で大学レベルの物理学を学んでいた。しかし、彼女の興味はロジック、ゲーム理論と犯罪心理学へと向いていった。

ケンブリッジ大学を卒業後、ロンドン警察のプロファイラーを経てインターポールに移籍し、そこで最も成果を出した対テロ部門アナリストとなった。彼女はわずかの間、テロリストのショーン・ローズを追跡する国際捜査班を指揮していたが、不可解なことに現在、彼女はそのテロリストネットワークに参加しているようだ。

インターポールからの情報によると、グレイブスがおとり捜査に関わっている事実はないという。ただ、グレイブスが見つけた国連上層部の政治家腐敗と権力濫用の証拠を、上司が握りつぶしたとのウワサがあるようだ。真偽はわからないが、そのことで彼女は心を砕かれたのだろう。優れた分析的思考の持ち主として、腐敗したシステムの存在を許すことができず、秩序を重んじた結果、寝返ったのではないかと思われる。しかし、どのようにローズと接触したのか、またその裏切りを正当化するだけの理由や目的が何なのかはいまだ不明である。

グレイブスの自己プロファイルによると、彼女は知性だけでなく共感性も非常に高いとのことだ。善悪の概念は変わるものであると考えており、それが社会全体の利益となるなら、常人では避けるような選択肢も取ることができる。いわゆる、トロッコ問題で究極の選択を迫られたとき、彼女は迷わず太った男性を線路へ突き落とすだろう。

ICAにとって大切なアセットになれたかもしれないが、彼女は今やテロリストの一員だ。我々は依頼を忠実に遂行しなければならない。